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- 地鎮祭
- 五穀豊年 人民安安 これから待たるる 再来年
祝今世 衆人納めん
- 踊り踊らば 都の振りで 都踊りの 振り 真木原や
- 老いも若きも 忘れて踊れ 千歳尽しの 歌の花
- 松の木間を 仰ぎて見れば 光り輝く 紀年盾
- 祝へ祝へよ 祝はねば 祝ふ日取りは またとなき
- 何がなんでも たたねばならぬ 義理と情の 床柱
- 恋の重荷を 重さにかへて 踏んで固める 地鎮祭
- 浮かれ踊れよ 諸国の人を 招き寄せたは 九重の
- 西も嫌々 東も嫌よ 人々は人々でも 南ばかり好き
- 蔵の内の財は 朽ちることあり 身の内の財は 朽ちることなし
- 富はこれ一生の宝 知はこれ万代の宝
- 朝寝貧
- 原文(15ウ〜18オ)
- 五穀豊年人民安々これから満たるヽさらい年 シユコンセイ衆人納ん
- 踊り踊らバ都のふりで都踊りのふり槙源や
- 老も若キも忘れて踊れで千歳尽しの哥の花
- 松の木間をあをぎて見れば光り輝く紀念盾
- 祝へ祝へよきよ祝ハねべ祝ふ日取ハ亦となき
- 何がなんでもたヽねバならぬ義理となさけの床柱
- 恋の重荷を重さにかへて踏でかためる地鎮祭
- 浮れ踊れよ諸国の人を招き寄たは 九重の
- 西もいやヽヽ東茂いやよ人々ハ人々でモ南斗すき
- 蔵の内ノ財は朽事有身の内の財は朽事なし
- 富は此れ一世の宝 知ハ是れ萬代の宝
- 朝寝貧
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