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佐井寺蔵 薬師如来種子月輪板
今度両屋形取合之中
仁
一揆去年自八月
令蜂起至當年
モ
伊丹之城せメ候□時
仁
後巻候而 一揆追クツサレ方〃
仁
隠居
ス
然時
自池田伊丹衆去四月二日之早朝
仁
被
取然寺家地下悉撥向
アル
時依類火炎上候
者也先假殿
ヲ
十一月廿六日
仁
取立同十二月廿一日
奉遷者也
社内安全 寺中繁昌 興隆佛法 五穀成就所也
天文二年
癸巳
十二月廿一日 敬白
一向一揆勢力と、寺・村は、どのような関係にあったのか。
池田伊丹衆の出兵意図・要求は何だったのか。
「寺家」とは誰で「地下」とは誰か。
彼等は何を目的としてどのように「発向」したのか。
この事件の結末はどのようなものだったか。
この後、寺・村にはどのような変化があったか。
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