1925年頃の千里山住宅地

1925年頃の千里山住宅地（住宅販売用の地図による）

花壇(現第一噴水)の西北(現千里山西五丁目11)は遊園地と記載された公園になっていた。
公園の北端(現千里山会館)に設けられた会館には、ビリヤード・囲碁・将棋の設備があった。
花壇より北の宅地(現千里山西五丁目の東南部)は、東側が一條、西側が二條と呼ばれた。
花壇の西、遊園地の南(現千里山西四丁目の東北部)は、三條と呼ばれた。
三條の東南部(現千里山西四丁目5,6)にはテニスコートと松林があった。
三條の南、五里山の北一帯(現千里山西三丁目と四丁目の境界の道路の両側)は、四條と呼ばれた。
三條・四條の西(遊園地の西から現千里山配水池の東麓あたりにかけて)は、山手と呼ばれた。
花壇東端を通りほぼ南北に走る道は、千里通と呼ばれた（四條通を千里通との交点から東へ延ばした道も千里通と呼ばれた）が、その東側の大半（現千里寺を含む千里山西一丁目の北部）は、松林だった。
現第二噴水付近、および以北は、松林だった。
商店は、千里山停留場(現千里山駅)から花壇への登り坂の南側、および花壇周辺の千里通東側に軒を連ねていた。銭湯は商店街の南橋にあった（この位置は、近年に廃業するまで変わらなかった）。