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いろいろ紆余曲折もあったが、今年(1999)７月24日(土)、とうとう大丸ピーコックがオープンした。この土日は、開店記念のセールということで、それなりに多くの人が来店していたが、この二日間だけ屋上駐車場を自転車置場に開放するため駐車禁止にするという措置は、どうも空振りに終わったようだ。 久しぶりに、アドバルーンというものを見たような気がする。昔は、百貨店の屋上などには、年中上がっていたが、最近は、とんと見かけなくなった。この日は、赤・青・黄色の三つがゆらゆら揺れていたので、嬉しくなって何枚も写真を撮った。でも、スマートメディアからiMacに落として見るまで、飛行機雲の存在には気付かなかった。 |
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元の敷地の広さから想像されたほどには、店舗規模は大きくない。周辺に民家が多いことからか、売場はワンフロアで、屋上は目隠しの塀のついた駐車場があるだけだ。 1999.7.28
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千里山で商売を長続きさせるのは、結構難しい。この場所は、大昔は建材置き場だったらしい。最初にできた店は、セントバーナード（阪急系のファミレス）だったが、比較的短命に終わった。その後もレストランだったように思うが、これもすぐなくなったので、あまり印象にない。以後は、かなりの長期にわたって幽霊屋敷と化していたが、輸入雑貨の店として、リニューアルした。大方の予想に反して、長続きしている。なぜなら、ここの地主氏がオーナーだからだそうだ。
ピーコック建設計画が持ち上がってからも、二年位は、目立った動きはなく、回帰船はのんびりと営業を続けていた。周辺の住宅に何枚か「ピーコック建設反対」の看板が掲げられた位だった。回帰船が閉店セールを始めた頃には、その看板もすっかり色あせてしまっていた。
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