葛原繁貴氏コレクションのうち、昭和三十年代の国産電池管ポータブルラジオをご紹介します。ＵＳＡ製と見比べると、真似ようとして真似しきれていない、一種独特の雰囲気があります。これらのラジオに関するご質問は、葛原氏(skatsu2002@ybb.ne.jp)宛にお願いします。

ＯＬＹＭＰＩＣ：Ｍｏｄｅｌ＃４５０ 　使用真空管：１Ｒ５−１Ｔ４−１Ｓ５−３Ｓ４の４球スーパー。	ＣＲＯＷＮ：Ｍｏｄｅｌ　ＰＲ−５３０ 　使用真空管：１Ｒ５−１Ｔ４−１Ｓ５−３Ｓ４の４球スーパー。
ＳＴＡＮＤＡＲＤ：Ｍｏｄｅｌ　ＳＲ−３７０ 　使用真空管：１ＡＢ６−１ＡＪ４−１ＡＨ５−３Ｙ４の４球スーパー。	ＣＯＮＴＩＮＥＮＴＡＬ：Ｍｏｄｅｌ　Ｍ−５００ 　使用真空管：１Ｒ５−１Ｔ４−１Ｓ５−３Ｓ４の４球スーパー。
以上、４台ともＢ電源：６７.５ｖ積層乾電池　Ａ電源：単一電池１.５ｖで動作する電池専用のポータブルラジオ
ＣＯＭＭＯＤＯＲＥ：Ｍｏｄｅｌ　２００ 　１ＡＱ４−１ＡＭ４−１ＡＳ５−３Ｚ４の４球スーパー。全てＳＦ管使用の省電力設計（通常の半分の電力）。Ｂ電源：67.5ｖ積層乾電池、Ａ電源：1.5ｖ単一乾電池の電池専用 ポータブルラジオ。輸出専用モデル、３９ドル５０セントのＰＲＩＣＥが箱に記載されている。