UY-24B

UY-24B

224→24→24Bと続いて、ラジオの性能を飛躍的に向上させ、やがて五極管に駆逐されて廃れた四極管。シールドの内側に、細長い円筒形のプレートが見える。同じ形式のシールド電極を持った6F7と同様、各電極を通常の長方形の雲母板に通した上からシールド電極を被せ、それをＭ字形雲母板で球の内面に固定している。
この球の入手経路には、かすかに記憶がある。古いラジオとおぼしきもの（同じ構成のものが２台あったはずだ）の中に、58と共にあったと思う。
この球の使用例が、Isamu Kamata氏のラジオのコレクション中にある(http://mihost1.michinoku.or.jp/~ikama/crc/4b4.html)。24Bは、この中で一人シールド筒を被って初段に鎮座している。再生検波か何かをやっているらしい。