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四丁表
らば功徳.くとく廣大.かうたいなるべし。故.かるかゆへに二十一首.しゆの御哥.うたをつらね
しるし。又奥.おくに俗語.ぞくごをもつて注釈.ちうしやくをなす。これ誠.まことに恐.おそれ
多.おほしといへども。童蒙.どうもうのためには。いさゝかその心を得.える
端.はしともならんか。これを常.つねに懐.ふところにして。見しめんために
小冊.さつとなす。庶幾.こひねかはくは道徳.だうとくの君子.くんし。誤.あやまりを正.たヾし給.たまへかし
これを序.じよとす
　宝暦九巳夘歳夏六月吉日
　　　　　　阿紋觀性蓮智襄居士謹書
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