所持田地水掛りにつき山田中村平六覚書

出典：吹田市史　第六巻

一〇六　所持田地水掛りにつき山田中村平六覚書

享保十九年二月　竹中佐秋文書

覚

一貴殿字牛ヶ首池下田地弐ヶ所、唯今迄者かき水一遍切
　之筈ニ候処、此度右牛ヶ首池下新田分買取候、割賦銀
　・惣水掛り並ニ反別割方請取申候上ハ、向後惣水掛り
　並ニ水御かき可被成候、尤右かき水極メ之証文有之候
　所、致紛失相見へ不申候、自今右之証文出申候共、可
　為反古候、為其如此候、以上

佐井寺村大庄屋　
谷儀兵衛
同村　肝煎　　　
清　　六

　　享保十九年寅二月廿三日

中村庄屋　
　　平六殿