気がつけば、千里山駅の東西には、銀行・信金の支店や出張所・CDコーナーが、５行もできている。昔は、確か大阪銀行しかなかったと思う。皆それぞれに営業活動に励んでいるようで、おかげで家賃や学校諸経費等の引落口座をあちこちの銀行に作らされる羽目になってかなわない。世間ではビッグバンと言っているが、これらの銀行のうち、二十一世紀に生き残っているのは何行あるのだろうか。

　ついでだが、近年、銀行以外に千里山にやたらと増えたものが、もう一つある。整骨院・鍼灸院である。銀行よりたくさんある。過当競争になるかと思うと、そうでもなさそうで、どこもそこそこ繁盛しているようだ。千里山は、とっくの昔に高齢化タウンと化しているので、こっちの方は、二十一世紀になってもますます繁盛していることだろう。

...などと書いていたのだが、案の定と言うべきか、ここに掲げた銀行の中にも、既に看板が変わってしまったものがある...