第一噴水から千里山駅にかけての坂の周辺は、千里山住宅開発当初から商店区域として計画されていた。現在では、坂の両側が等しく商店街になっているが、最初は、坂に面した北側（写真左手）には、建物は並んでいなかった。旧千里通の第一噴水より北寄りの東側（現千里山西五丁目3）に数軒の商店が並び、これが旧千里一番町のほぼすべてだった。一方、坂の南側（右手）から旧千里通沿いにかけては十数軒の商店が並び、この坂の南側に並行する裏通とあわせて、旧千里二番町となっていた（旧千里通沿い・裏通沿いには、浴場と若干の宅地も含まれていた）。