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現在、地下遊水池建設工事中の千里山東公園。佐井寺から下ってきた「にちご」の谷の出口にあたる。この地域は、千里山と関大前の境界的な位置にあり、教育・公共施設ゾーンをも形成している。公園北側には、かつては千二小の分校もあった。現在でも周辺には幼稚園・保育園・公民館・市営住宅・寺院等が集中している。 地下遊水池が完成して埋め戻された後は、公園が復元される予定だが、どのように「復元」されるのかが問題。 左図の瀧先生の案では、既存のゲートボール場のスペースを保証する以外は、できるだけ緑を増やし、憩いと散策に値する景観を追求したもの。公園の南東にあたるＨ氏邸の高生垣も「借景」として活用できる。 また、現在は殺風景などぶ川になり果てている上之川を暗渠化するとともに、その上層にもう一つの川を流し、かつての上之川のイメージを再現して、緑と水の公園ゾーンとしての特色を鮮明に打ち出そうとしている。 |