佐井寺の「墓之谷」の墓地の上にある。1885年の地形図にも明示されている。ダイラの上の山が宅地化された際も、他の皿池がほとんど消失するのを尻目に、住宅地とは金網で仕切られる形で、この池は原形のまま残された。しかし、池の下に隣接してわずかの畑はあるものの、さらに下方は霊園かさもなくば宅地になってしまい、あまり池が活躍する機会はないような感じがする。そのためか、池は草が茂り放題で、本当に水があるのかどうかも、よくわからない有様になっている。