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左図は、千里山自治会『千里山70年のあゆみ』(1990)所載の「昭和20年頃の千里山の図」から「千里山最高所」付近の部分。第一期の千里山住宅建設と同時に、まず水源池が、住宅地後背の丘陵頂上に建設された。更に1926年、その隣接地に千里山神社が勧請された。図に見られる、第四・第五噴水（現存しない）が設置された時期はよくわからないが、水源池の麓でもあり、実現は比較的容易だったのだろう。同書には、かつての同所からの眺めについて、以下のように述べられている。 |
このページのタイトルには、多少微妙なところがある。誤解を招くかも知れない。なぜなら、今言うところの「千里山」の最高所は、吹田市内の最高所でもある、三本松であるはずだから。このページに掲載する地点は、あくまでも、開発当初の「千里山住宅地」の範囲における最高所、頂上だ。
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左図は、千里山自治会『千里山70年のあゆみ』(1990)所載の「昭和20年頃の千里山の図」から「千里山最高所」付近の部分。第一期の千里山住宅建設と同時に、まず水源池が、住宅地後背の丘陵頂上に建設された。更に1926年、その隣接地に千里山神社が勧請された。図に見られる、第四・第五噴水（現存しない）が設置された時期はよくわからないが、水源池の麓でもあり、実現は比較的容易だったのだろう。同書には、かつての同所からの眺めについて、以下のように述べられている。 |
ここに書かれた眺望が、今でも残っていると想像するほどの楽天家は、一人もいないだろう。都市は論外として、現代の近郊住宅地周辺では、眺望などというものは、マンションの高層階にでも住んでいなければまず享受できない。それとて、だいたいは一方向だけのものだし、何よりも、次のマンションが目の前に建つまでの、短い命でしかなかったりする。